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「大切な歯を失くしてしまったら」 インプラント 、ブリッジ、入れ歯 どの治療法を選びますか。

大切な歯を失うということは、とてもつらい経験です。
虫歯や歯周病で歯が抜けてしまったり、スポーツなどで、歯を失ってしまうケースも充分にあります。

「歯は食事をするためにある」と多くの人が認識しています。歯は食物を咀嚼(そしゃく)するという大切な働きを持っています。
歯には食べ物を噛む以外にも多くの役割があります。

歯は発音に関与しており、会話を行う上で大切な役割を持っています。歯がないと上手に発音ができなくなります。
また、歯は見た目の印象にも大きく影響します。白くて美しい歯は、会う人に好印象を与えます。
咀嚼によって脳に刺激を与える・身体のバランスを保つなど、全身の健康にも大きく影響しています。

失った歯を取り戻すための治療法を選ぶときは、とくに慎重になっていただきたいと思います。

アドバイス

現在のみなさまのお口の状況によって、すぐに何かしら歯を入れた方が良いのか、それとも、そんなに急いで入れる必要があるのかは個人で判断がしにくいものです。判断がむつかしい時は、歯科医院に相談されることをおすすめいたします。

おなだ歯科・矯正歯科では、1本歯が抜けていても、食べることに支障がなければ、ご本人の意思を尊重させていただいた治療のご提案をしております。

歯を失った時の3つのオススメの治療法

実際の歯を失った時の治療法として「インプラント」・「ブリッジ」・「入れ歯」などの選択肢があります。

重要ポイント

全てに共通して言えることは上下のあごの歯の噛み合わせがもっとも重要!

どの治療法を選ぶかによって今後の生活にも影響がでてきます。正しい知識をしっかりと身につけて、納得したうえで治療を受けらえるようにしておきましょう。

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歯を失った時の3つの治療方法

  1. インプラント
  2. ブリッジ
  3. 入れ歯

3つの治療法のなにを選択するかというところでまず、悩まれると思います。時間や費用、手術の有無について表にまとめましたので参考にしてください。

インプラント ブリッジ 入れ歯
費用 必要 金属=不要。白い歯=必要 保険なら不要(一部、必要なものもある)
治療期間 短くても半年は必要 治療期間は10日以上必要 最低1ヶ月程度の治療期間は必要
手術 必要 必要ない 必要ない
異物感 かなりある
まわりの歯への影響
噛み具合(個人差あり) 自然歯に近い噛み心地 自然歯に近い噛み心地 固いものが噛みにくい
お手入れ 毎日の丁寧なブラッシングと定期検診 毎日の丁寧なブラッシングと、定期的な検診。毎食後入れ歯の掃除が理想 自分自身で着脱可能・簡単。毎食後入れ歯の掃除が理想
他の歯を削る 削らない たくさん削る 少し削る

インプラントについて

インプラントとは

インプラントとは、歯を虫歯や歯周病、外傷などで失った場合にあごの骨に埋め込む人工歯根のことを言います。

インプラント治療とは歯を失った箇所に人工歯根(インプラント)を埋め込み、そのインプラント体に土台を設け、補綴物(人工の歯)をかぶせることで失った歯を補う治療法です。

歯は、目で見える部分の歯と、それを支えている歯根から成り立っています。

歯を失うということは、それを支えている歯根も失ってしまうということになります。

インプラントと差し歯の違いは、差し歯は歯根が残っている状態で行う治療です。

それに対してインプラント治療は抜歯が必要になった時(歯根がない状態)に行う治療法ということです。

歯を失った際の治療方法に「ブリッジ」や「入れ歯」があることは別の記事でお伝えいたしました。

インプラント治療は、第3の治療法として現在、とても注目されています。そこで、今回はインプラント治療についてかんたんに説明いたします。

失った歯の治療方法の選択を誤ると、健康な歯を削ったり、他の歯に余分な力をかけてしまい、他の健康な歯にダメージを与えてしまうこともあります。

ダメージを受けてしまった別の歯を失うリスクを高めることにもなります。

インプラント治療は独立した歯を新たに作り出すため、他の健康な歯を傷つけません。

インプラントについて詳しく

 

ブリッジについて

ブリッジとは

ブリッジとは入れ歯と勘違いされる方がおられますが、入れ歯とは別の治療法です。

失った歯の両隣の左右に生えている健康な歯を支柱として「橋」をかけるように人工の歯を入れる治療法です。
義歯を安定させることができますが、デメリットとして健康な歯を削らなければなりません。

ブリッジのメリット

ブリッジは失った歯の両隣の歯を削り、土台として人工歯を入れるのでで1本から数本まで対応が可能です。

義歯を固定する方法なので、装着による違和感も少ないこともメリットです。

保険適用内であれば費用の負担も少なく、治療期間も短いということがあります。

インプラントにと比べ外科手術が必要ないことも治療を受けやすくしています。

見た目も、保険適用外の治療を選択すれば本物とかわらない仕上がりになります。

ブリッジのデメリット

一番大きいデメリットは、ブリッジをかけた、両隣の歯を削る必要があることです。

義歯を支える役割を果たすため、負担もかかってしまいます。

健康な歯に負担がかかることで歯周病のリスクが高まることも否めません。

ブリッジの土台となる前後の歯には通常の1.5倍の力がかかります。ブリッジで負担がかかりすぎてしまい土台の歯が割れてしまうということもあり得ます。

入れ歯とは

入れ歯は、歯を失ってしまった場合、隣の歯にフックをかけて人工の歯を補う治療法のひとつです。

1~数本を失った場合や全部の歯を失った場合にも対応しています。

必要によって隣の歯や他の歯を少し削り、型をとって作ります。

メリットとして、保険適応内で作る義歯は比較的安価です。また、治療回数や治療期間が比較的短いです。

デメリットとして、噛む力が弱く、固いものが噛みにくい。フックをかけた歯に負担がかかるなど。

入れ歯について詳しく

まとめ

歯を失った場合、特に問題がないからという理由で、そのままに放置している方も多いのではないでしょうか?

歯を一本失ったくらいでは、食べるときにそれほど不自由しませんね。

ただ長い間放置しておくと色々な弊害が起こる可能性があります。

  1. 噛み合わせが悪くなる
  2. 歯がのびる
  3. 老け顔に見えてしまう
  4. 歯並びのバランスが悪くなる(抜けた歯の周囲が動いてしまう)
  5. 他の歯に負担がかかる
  6. 発音障害を引き起こす

こういった障害がでるリスクは患者様によって様々です。

今現在のみなさまのお口の状況がすぐに何かしら歯を入れた方が良いのか、はたまたそんなに急いで入れる必要があるのかは個人で判断がしにくいものです。

①2本以上歯がなくてそのままにしている方

②歯が亡くなってから、右あるいは左のどちらか片側でしか食事をしていない方は、

歯科医院に相談されることをおすすめいたします。


今回紹介させていただきました、歯が抜けてしまった対処方法として、入れ歯やブリッジ、インプラントなどの治療方法があります。

おなだ歯科・矯正歯科

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